
大船渡インターホテル椿
大和田 慶 さん
ホテルマンという仕事
大和田さんのホテルでのお仕事はどんな仕事ですか?
大船渡インターホテル椿はビジネスホテルです。わたしは主にフロントでチェックイン・チェックアウトを担当しています。ホテルで働こうと思ったのは、テニス部の合宿でホテルに泊まることがあって、その時の対応が印象的だったからです。温かかったというか。そんな仕事もいいなと思いました。
地元で働こうと思ったきっかけは何ですか?
高校を卒業してすぐに就職しました。震災の年だったので、地元に残って、工事をしてくれる人、復興の手助けをしてくれる人の力になりたいと思って、地元のホテルに決めました。地元なので暮らしやすいということもあります。
仕事をする上でのこだわりはどんなところですか?
一生懸命対応するというのは基本で、お客さまへの気遣い、失礼のないように心がけています。フロント業務なので、表情は特に大事だと思います。
苦労したこと、大変だったことを教えてください。
フロントなので、お客さまからの厳しいご意見を直接受けることになります。まだ経験が浅いのでうまく対応できなかったこともあります。そんな時は不甲斐ない思いをしますが、長期滞在されたお客さまに「今までありがとう」と言われたり、お土産を買ってきてくださったことがあって、そんな時には心遣いがとてもうれしかったです。
働くということを、想像したことはありますか?
漠然とですが、お金を稼ぐのってしんどいんだろうなと思ってはいました。急いで仕事を回してキチキチして、って。でも1年間働いてみて、少しですが余裕もでてきて、オンオフの切り替えって意外とできるもんだな、と感じています。
理想の姿、目標はありますか?
仙台に研修に行った時に、30年くらいホテルで勤めている方がいました。どんな時でも笑顔で、何を聞かれても答えられる、何かオーラみたいなものが出ていたんです。まだまだ自分は経験が浅くて、いつかそんな風になりたいと思いました。そのために、とにかくフロントに立つことが、今やるべきことだと思っています。
今の仕事の一番の魅力は何ですか?
当ホテルについて言えば、家族経営のアットホームな会社なので働きやすさは魅力です。人間関係でぎくしゃくすることもないし、相談すればちゃんとお休みももらえます。ホテルのフロント業務の魅力については、お客さまとのコミュニケーションがとても大切で、そのスキルは身につきます。人生において絶対役に立つと思います。