お菓子を通じて届ける”三陸の心” 「中舘 由里子さん」

さいとう製菓株式会社

中舘 由里子 さん

業種:販売員

大切なのはお客様に気持ち良くお買い物してもらうこと

接客する際に大切にしていることは「笑顔」。接客するものの基本かもしれないが、笑顔で接することは、相手に対して安心感を与えるし、何よりも接していて気持ちがいい。明るい店舗の雰囲気を作るとともに、また来たいと思っていただき、気軽に足を運んでもらいたいと語る。ひとつひとつの気配りがお客様との信頼関係を築くポイントなのだと感じた。

お菓子を通じて届ける

三陸、そして岩手県を代表するお土産として定着している「かもめの玉子」。そのほかにもたくさんのお土産を販売している。それらを店頭で販売する中舘さんは販売するときの思いをこう語る。「大船渡に観光にいらした方、遠方の知人を訪ねる方がよくお土産として購入していただきますが、観光にいらした方には三陸、岩手の情景を思い出していただきたい。遠方の知人へお土産を持って行かれる方には、その知人の方に三陸、岩手を感じていただきたい。お菓子を通じて四季を感じてもらい、みなさんに足を運んでもらいたいと願っています。」お客様と直接接する販売員として、思いを込めて商品を販売したいと話していた。

学生時代に考えていた「働く」と現在の「働く」

学生時代に考えていたことは、仕事をこなせばいい、結果を出せばいいと、淡々と仕事をこなすことだった。実際に働いてみて、違いを感じた。相手への伝え方、商品の見せ方や在庫管理など様々な業務をこなすには幅広い知識と作業効率を上げるための柔軟性と発想力が必要だと話す。また、日々自分自身のスキルアップを意識していくことも大切。お客様と接したり、同僚と接したり、周りをよく見て様々なことを経験し、自分に吸収していく。自分自身で考え、成長していこうという意識が実際に仕事をしていて感じたことだと語る。

さいとう製菓×中舘由里子

今般の震災で店舗が被災したが、早期に営業を再開した。中舘さんも店頭に立ち笑顔でお客様を迎えた。地元の方からの再開を喜ぶ声、遠方から支援でいらした方からの声。様々な人とのつながりを感じたという。岩手発のメーカーとして届けて、伝えることを販売員としてやらなくてはいけないと感じた。さいとう製菓株式会社は、高品質なお菓子を提供し社会に貢献することをモットーとしている。地元が元気にならなくてはいけないと、地元のお祭りなどへの協力を惜しまない。お菓子を通じて岩手、三陸を全国に届け、足を運んでもらう。何よりも地元が元気になるために。中舘さんをはじめとする店舗スタッフの手から全国とのつながりを生み出しているのだと感じた。

「気仙お仕事探検記」より