大船渡のエンターテイナー「山﨑 純さん」

ポルコロッソ

山﨑 純 さん

業種:飲食店オーナー

飲食店オーナーという仕事

飲食店オーナーのお仕事はどんな仕事ですか?

イタリア料理屋を経営しています。

お客様にお料理を提供することを通して、地元の生産者の方々の情熱や街の魅力をお伝えしています。お料理に使用する食材も生産者の方に直接お会いして、食材を目で見て確認して調達します。

元々イタリア料理屋さんになりたかった訳ではありません。

昔は街にデートに使える場所や夜に遊べる場所がありませんでした。街の方々が楽しめる場所を作りたいという思いでイタリア料理屋さんを立ち上げました。

そのためのツールがお酒やお食事であって、お客様に楽しんでもらえる場を提供するということがメインの仕事だと思っています。

今の仕事のこだわりはなんですか?

この街でないと食べられないものを提供したいという想いがあります。

例えば、住田町の有住ポークの低温ロースト、陸前高田の米崎のリンゴのコンポート添えはオンリーワンの料理です。お店にいらっしゃる方には、ここのお店でしか食べることのできないオンリーワンなものを食べてもらいたいです。

料理は、コックさんが作るのではなく、生産者の方々・その地域の風土・土・水・お日様が作っていると思います。
料理を通して生産者の情熱や三陸・気仙の四季の魅力を感じてもらいたいと思っています。

仕事をしていて喜びに感じることを教えてください。

いっぱいあります。(笑)

その中でも、生産者の方々からお預かりした食材でお作りした料理が美味しいと言って貰えると嬉しいです。

その他にも、人生の大切な節目に立ち会わせてもらう喜びはとても大きいです。
金曜日の晩、お店のカウンターで偶然隣り合わせに座った2人が結婚したり、お店がプロポーズの場所になったり。
お客様のプロポーズの時に指輪を運ぶサプライズをしたことがあったのですが、とても緊張しました(笑)。成功したのでよかったです。

このお店を通して人と人が繋がること、そして自分がお客様と繋がることがとても嬉しいです。

子どものころの職に対する考えと、実際働いてからの職への考えの変化はありましたか?

昔は、親に料理を作ってもらってブーイングしたこともありましたが、親元を離れて初めて申し訳ないことをしたと思いました。
今料理を提供する立場なので、美味しいものを作る大変さを知っています。

母は仕事をしながら料理を作ってくれていたので、とても大変だったのだろうと今になって思います。
親元を離れて初めてわかることは沢山あると思います。

これからやってみたいこと、目標を教えてください。

人間的に成長したいです。

ずっと守り続けなければいけないこともありますが、進化しなければいけないこともあります。料理に関しても、半年前の料理と今の料理は違うと思います。
人間的に成長しなければいい仕事はできないと思うので、いい仕事をする為にも今より更に成長したいです。