大船渡に無いものを「菊池 亮さん」

The Burger Hearts

菊池 亮 さん

業種:飲食店オーナー

飲食店オーナーという仕事

飲食店オーナーのお仕事はどんな仕事ですか?

ハンバーガー屋を経営しています。調理から接客まで全部やります。素材も全部自分で選びます。

学生時代から喫茶店などお店が好きで憧れていたんですね。それで、新卒で大船渡のハンバーガー屋さんに就職しました。そのハンバーガー屋さんは30年くらい前に大船渡のショッピングセンターにできて、大船渡みたいな田舎でこんなおいしい食べ物が食べられるんだって、衝撃だったんですよ。そのころ小学生だった私はそのハンバーガーが大好きでよく食べていました。

それから独立することになって、かれこれ20年ハンバーガーを作っています。

今の仕事のこだわりはなんですか?

ハンバーガーが大好きなんです。だから、とにかくおいしいハンバーガーを作ることに集中します。「おいしかったー」、と幸せな気分になってもらえることが何より幸せです。

世界に1つだけのハンバーガーを作り続けたいと思っています。野菜やお肉も、酪農家さんや農家さんと直接やりとりをします。自分から畑を訪ねて、「ここのお野菜おいしいのでぜひ使わせてください」っていうこともよくやっていますが、そういう人と人とのつながりも大切にしています。作ってくださる方に感謝しながら、うちでおいしいハンバーガーに形を変えてお客さんに味わってもらう、それが私の仕事ですね。

今までで苦労した経験、大変だったことは?

自営業なので、失敗は許されないというプレッシャーは常にあります。そうならないように、継続させるのみです。でも、壁にぶつかることはあっても、その逆境を楽しんでやろうっていう性格なので…(笑)。ピンチの時ほどチャンスはあると思って、常に前向きですね。

そりゃもう、毎日ピンチですよ、お金のやりくりとか(笑)。信じていることをやり続けるしかないと思っています。

仕事をしていて喜びに感じること、幸せエピソードを教えてください。

毎日ハッピーです。だって、やりたいことをやれてますからね。子どもの時からの夢が叶ってるわけですから。

ショッピングセンターのハンバーガー屋さんで働いている時から、いつかこんなお店を持ちたいな、と思っていて、それが実現したのはうれしいし、毎日幸せだと思っています。細く長く続けていきたいですね。

菊地さんが子どものころ、働くということをどう考えていましたか?

遊び呆けていましたから(笑)働くこととか考えたことなかったです。仕事って大変なのかな、なんていう発想すらなかったです。

子どもの頃からアメリカの映画や海外ドラマを見て、そういう雰囲気に憧れていたんですよね。今でもモノクロ映画なんか大好きなんですけど。そんな世界に出てくる喫茶店のマスターってものすごくかっこよくて。そういう世界観に憧れてはいましたが、まさか大人になって自分がそういう商売をしているとは思っていなかったですね。

接客業に就いたとはいえ、あがり症だし、ソフトクリームを作る手が震えたり、「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」の一言もすごく勇気がいりましたよ。やっていくうちにだんだん楽しくなって、今ではへっちゃらですけどね。

これからやってみたいこと、目標を教えてください。

今やっていることがやり続けられればそれが理想です。そして、地元やいろいろな人から愛されるお店にしていきたいです。

自分で商売するって、やっぱり責任も大きいです。楽しいけれど、本気でやらないと続けられないと思います。わたしの場合、細く長く。毎日楽しいから続けていけるんですよ。