漁師さんの生活守ります「榊原 裕也さん」

綾里漁業協同組合

榊原 裕也 さん

業種:経理

漁協の経理という仕事

大船渡での生活はどうですか?

私は宮古でも内陸の出身なので天候も気候も安定している大船渡の環境での暮らしには満足しています。宮古に住んでいた時は川井村という山側の村だったので冬には大雪でした。山での生活とは真逆の海の側で仕事してみたかったので今は満足しています。

気仙管外の人に大船渡の魅力を伝えるとしたらどんなことを伝えますか?

私の場合大船渡市外から来ている人間になるんですけど、漁師さんとかも気さくに話しかけてくれたりで暖かく迎え入れてくれる場所です。大船渡出身でないと分からないことが沢山あるんですけど、そういうときでも親身になって話を聞いてくれたりします。他にも山で育った人間なので、新鮮な海産物を譲ってもらえるのは魅力的なポイントです。

仕事内容を教えてもらえますか?

漁協の中では経理の仕事を主に担っています。もともと商業高校卒業でしたので経理の知識に深みをつけるために専門学校に進み、海の側で仕事をしてみたかったことから漁協に就職させて頂きました。
数字やお金を扱う仕事をしていますので普段から慎重さを大事にしています。それに漁協の経理っていうのは主に自分たちの組合のお金よりも、漁師さんなどからの入金されたお金を精算することになりますので緊張感があります。

今の仕事をしていて苦労したことはありますか?

この仕事に就くまで経理関係の勉強を学生なりに深めてきたので自信はあったつもりですが、実際に就職し働いてみると机上の勉強とは違うリアリティに何度も悩まされ現実の仕事の難しさを身に染みました。
ただ、仕事に慣れ始めたころに組合員の人から頼まれごとをされるようになったんですけど、その時「ありがとう」って言われたんですね。自分の場合、現場に行く機会が少ないので顔を覚えてもらえなかったりするので、そういう中で感謝されるというのは嬉しかったです。

今後やってみたい業務はありますか?

今までは同じ顔触れの人、同じ環境での建物の中で仕事をする機会が多かったので、屋外での新しい仕事で刺激を受けつつ挑戦していけたらと考えています。例えば外で販売する業務課や購買のスタンド業務とかに憧れたりします。

今の自分の仕事と性格はフィットしていますか?

先程話した通り、自分はあまり外に出るようなタイプではないのでそういう意味では合っているのかなと思います。ただ現状に満足しているわけではないので、働き始めてから自分を高める意味でも性格を変えていきたいと感じています。

また、人に声をかけるにしても、自分が声をかけられるのを待つくらい消極的で受け身な性格なので、組合の人を覚える上でも自分から興味を持って積極的なアグレッシブな性格になりたいです。

実際働いてみて、子供の頃に考えていた仕事とイメージのギャップはありましたか?

子供の頃には漠然と大人になれば働くんだろうなということしかイメージしていませんでした。実際働いてみると人間関係などの業務とは違う側面がとても重要視されることに気づかされました。

経理という仕事の立場上でもお客さんになるのは組合員さんなので、来る人来る人の名前を大変でも覚えておいた方が、コミュニケーションを取る上でも簡易的な会話ではなく、中身のある会話を相手と交わすことが可能になりますし、何よりも相手に興味を持ってもらえることが楽しくなることを知りました。

今の仕事の一番の魅力は何ですか?

漁協の仕事というのは人間関係も大事ではありますが、組合員さんの生活を支えている存在でありますので、何かあれば自分の生活だけでなく、組合員さんの生活にも影響することを念頭にどんな仕事にしても「誇り」を持って取り組めることが魅力です。