人とのつながりが宝物「新沼 裕太さん」

(株)毛利 営業

新沼 裕太 さん

業種:水産加工

普段の仕事内容について

主な業務内容の流れとしては早い人で5時頃、大体5時半までに出勤して6時頃から市場でセリが始まるので、その前に店で売るものを準備しています。それで魚を仕入れてきて、午前中は店先でお店に来るお客さん、大船渡の居酒屋さん、お寿司屋さんなど飲食店の皆様を中心とした方々にその日揚がった魚を勧めて買って頂いて。午後は発送ですね。関東とか関西方面もそうですけど日本全国のいろんなところに魚を発送していますね。早朝から出勤という事で他の仕事の人に比べて終わりも早かったりします。1月からは早い時で午後3時頃に帰る時もあります。忙しい時期でも4時〜5時ぐらいですね。あとは自然が相手なのでその日の漁の状況を見ながら午前中で帰っていいよということも。

休日について

休日は基本的に市場の年間予定表に沿う形で。日曜日は毎週休みでして、また魚の水揚げが少ない時期である1月から4月頃までは水曜日休みであったり、土日休みだったりと休みが多いですね。それ以外の月は日曜日以外は会社の人達とうまく都合をつけて休みを取り合うという形です。

この仕事をするきっかけとは

自分としては小学校からずっと野球をやってきていることもあって、野球選手やスポーツインストラクター等への憧れはありました。その夢は現実にはならなかったですが、ただ大学に進学する際も野球での推薦という形でしたし、前職の仕事に就職する時も野球やっていたことでの繋がりから紹介して頂いたりと、野球をしていたからこそ人の繋がりがあって導かれていったのかなと思います。
そういう経緯でついた前職なんですが、最初こそを自由に楽しくやれていたのですが、震災がきっかけで規模が縮小し、工場のライン作業で同じ作業をずっとやり続ける毎日に自分が死んでいくような辛さを感じるようになったんです。
そんな時期に前職時代一緒に働いていた方から株式会社毛利に来ないか?というお話を頂きまして。既にその方は弊社で働き始めていたのですが、常にお客さんと触れ合える仕事で、更に自分が勧めて買って頂いた物を次の日に「昨日のよかったぞ!」と評価してもらったりと、人との関りが凄く強い仕事という事を聞いて面白そうだなと思い、現在に至ってます。 前職もですが現在のこの仕事も人の繋がり、縁があってなのでその大切さを凄く感じています。

この仕事で大切にしている事

やはりまず一番に良い物をお客さんに提供したい。では1番良い物は何かというとただ品質が良い物という事だけではなくて、そのお客さんにとってベストの物を提供する事かなと思うので、お客さんがどう食材を使うかを考えます。例えば刺身で食べるとすると当日揚がった物より1〜2日寝かせた方が味は良いので、そちらのものをお勧めしたりとかですね。お客さんあっての商売ですので売りたい物を売るのではなく、その人を知り、どういうものが良いのかを考えて提供する。これを大切にしています。

今後やってみたい業務

現在外に出ての営業は社長が一人でやっていまして、先ほど話しましたように私達社員は店先でお客様の対応とか発送業務とかでまず会社から出ることがないので、外に営業でまわってみたいですね。そこで得た経験や知識がまた活かせると思いますし。あとは現在はたまにしか参加していない市場のセリに毎日参加してみたいですね。そうやって色んなことがやっていきたいです。一つの事をずっとやるよりは楽しさがあるので。
でも本当に飽きないです、今の仕事。まだこの会社で勤め始めて5年くらいですが、飽きたなーっていうのは一度も思ったことないんですよね。

この仕事の魅力とは

まずは三陸で揚がる獲れたて新鮮な魚介類全般を扱っている事ですね。この美味しい魚介類をお客さんに勧めて買って頂いて、それで喜んでもらえるというのは凄くやりがいがあります。勧めるためには自分でしっかり味見しないといけないので、自分自身美味しいものを一番良い時期にいつでも食べれるという役得もあります(笑)
それと魚を介してはいますが人と人とのやり取りが大事な仕事なので、そういう会話したりとかコミュニケーションをとるのが好きな人にとっては凄く良い仕事だと思いますね。飲食店の方を初めとして顔も広くなりますよ。
また朝早くから仕事する分、早めに帰れたりするので例えば自分は野球部コーチをやっているのですが、そういった夕方やっている部活練習にも駆けつけることができますね。

今まで生きてきた中で感じたこと

仕事ってすぐ辞めるとあまり良いイメージがなかったりすると思うのですが、私はどちらかと言えば色んな会社や仕事を経験するのは自分の糧になっていくと思いますね。その都度経験値を積んで成長していってる人は強いと思います。
それと確か高校時代の野球部の監督に「人との繋がりが宝物なんだからな」という事を言われたのが今でも深く心に刻まれています。といっても、その時はいまいちピンと来ない部分もありましたけど(笑)
高校卒業後、大学や社会人になって新しい友達や色んな繋がりが持てるようになったのですが、その友達や繋がった方々から震災の時に野球道具一式送ってもらったりとか本当に助けてもらいまして。
その時に監督が話していた「人との繋がりが宝物」というのはこういう事なんだなと深く実感しまして、このことはずっと心に想いながらこれからも生きていきたいですね。

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